寒さが厳しい、野菜も作りづらいロシアでは、夏の間に育てたビーツを乳酸発酵漬けにするという話を聞いて、作りたくなりました。
ぬか漬けでもいいのかなとも思ったのですが、ぬか臭くなるとボルシチなどへの応用ができなくなるので、やっぱり乳酸発酵漬けにチャレンジです。
素材を塩水に漬け込んで発酵させる方法でつくります。
①ビーツ500gを皮付きのままよく洗い、硬い部分を除いてせん切りにする。
②瓶に①を入れ、水3カップと粗塩大さじ1を溶いて注ぎ、室温で3日ほど発酵させる。
※酸味がでてきたら冷蔵庫へ。
血管の筋肉を緩めて広げる硝酸イオン
野菜に含まれる硝酸塩は、人間の体に入ると硝酸イオンになります。
口の中で、細菌の力を借りて一酸化窒素(NO)に変換されます。
一酸化窒素は、血管にいきわたると血管の中膜を緩めてくれるそうで、これによって血管が広がります。
硝酸塩は、ビーツにも豊富に含まれています。
このNOですが、実は、簡単な日常の動作で産生させることができるとのこと。
ビーツの乳酸発酵漬けを食べ、体を動かして、ぴちぴちの血管を目指そう!
まあ、そんなことを思ったのであります。