百笑の押し売り.shop

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たくさん笑って暮らしたいなあと、山里に引っ越してきたのが15年前。早い。

以前は町に住んでいました。

人いきれに酔ってしまって駅のベンチでうなだれてしまうこともありました。

手を動かしたくて、手がとてもさみしくて、美術館へ行くと作品に手を伸ばしてしまい、

よく叱られていました。

自分で作れるものが増えれば増えるほど、

自分で採集できるものが、

これは何だと分かるものが、

増えれば増えるほど、

愉しくなるんじゃないかしら、

毎日が愛おしくなるんじゃないかしら、

と漠然と考えていました。

実際、考えるより先に草は生えるし、雪は降るし、

体はずいぶん丈夫に、頑丈になり、

靴は泥だらけで、手もガサガサです。

立派になったものです。

今は草いきれに酔いしれています。

犬猫にまみれています。

ここでの暮らし、合っているみたいです。

これからも生き物たちにまみれて泥ん子になって暮らしたいです。

このブログは、日記です。

(shopではありません)

私は、お百姓さんの暮らしや技術に憧れているので、

せめてその語感だけでも真似しようと思って、

お百笑さんを目指していますとよく言います。

実際には泣いたり怒ったりたくさんすると思うのですが、

ああ愉しかった!面白かった!と締めくくれるような一コマ日記を綴りたいです。

ものは考えようなのかな、と。

ほっこり愉しんでもらえたら嬉しいです。

(百笑の押し売り!)