ハクサイは養生三宝の一つ

ハクサイは養生三宝の一つ

鍋といえば、ハクサイ。冬には欠かせない野菜ですが、日本での栽培が始まったのは明治時代末期のことです。旬は11月~2月です。

原産は、中国北部で、日清・日露戦争に従軍した日本人が中国から種を持ち帰ったことから栽培が始まったそうです。

また、中国では、ハクサイは、ダイコンや豆腐と合わせて、養生三宝と呼ばれ、体調を崩しがちな冬の風邪を予防したり、免疫力を高めたりする効果があります。

ハクサイは、アブラナ科の野菜で、モンシロチョウがどんどん集まってきて卵を産み付けます。ほったらかしにしていれば、葉っぱはレースのようになってしまいます。

そのため、農薬などを使って、アオムシに食害されないようにして栽培するのが一般的です。外側の葉っぱは、よく洗うか、捨てるか、安心して食べられるように下ごしらえをしっかりしましょう。

カアチャンの畑では、モンシロチョウが卵を産み付けないように、まだハクサイが小さいうちは不織布のトンネルの中で守りながら育てています。

ハクサイの栄養・効能

ハクサイは、大部分が水分です。

ビタミンCが多く、風邪の予防や免疫力を高める効果があります。

カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル類を多くふくみますが、とくにカリウムには利尿作用があり、塩分を排出する働きに優れているので、高血圧予防にもなります。

また、食物繊維が豊富で低カロリーなので、お腹の調子を整え、美肌づくりやダイエットにも効果が期待できます。

薬膳や食養生の分類である五味五性では、甘味寒性に属する食材です。

じっくり加熱する鍋物や煮物がベストです。

中国明時代の薬物書「本草綱目」に「腸、胃を通利し、胸中の煩を除き、酒渇を解す」とあるそうです。

胃腸に働きかけて、消化器の働きを活性化してくれます。体を冷やす寒性で、胃や胸の熱を取り除いてくれますので、胸焼けや胃のむかつき、モヤモヤした感じも和らぎます。

便秘や肌荒れ、二日酔いなどの酒毒を消して、渇きを癒します。

空気が乾燥しやすく、空咳が出やすくなる秋にぴったりの食材です。

民間療法では、生の白菜を刻んで、その汁を飲めば、酒の毒を消すといわれ、二日酔いの薬として愛用されているそうです。

主な効能は以下のとおりです。

  • 風邪の予防
  • 免疫力を高める
  • 高血圧の予防
  • 胃・腸の働きを整える
  • 肺を潤して咳を抑える
  • 便通を良くする
  • 美肌効果
  • 二日酔い

ハクサイをおいしくいただく

八宝菜

8つの食材じゃなくても、作れます。ハクサイと豚肉とタマネギと基本の調味料があれば簡単に一品できあがります。

あさりを入れるレシピが好きなのでこちらを参考にどうぞ。

八方菜

簡単キムチ

ハクサイを短冊切り、ニンジンを細切りにして、塩を少々振って、10分おき、水けをきつく絞る。

からし明太子、しょうが、にんにく、いりごま、酢、ゴマ油、一味唐辛子、粉山椒、砂糖少々などをまぜておく。

ハクサイと混ぜて冷蔵庫で一晩寝かせる。

マーボーハクサイ

豆腐の代わりにハクサイを入れるだけ!

ミルフィーユ鍋

写真のように、豚肉とハクサイを重ねて土なべに詰めます。

酒を回しかけて蒸します。

カアチャンは、お水も足して、豆腐やきのこも入れて、蒸し料理ではなく鍋料理にしてしまいます。

ポン酢などでいただきます。

ミルフィーユ鍋

それでは、happyベジタブルな毎日を。