青梅には毒がある…
青梅に限らず、山菜でも野菜でもアクは抜いた方がいいと思うので…
アクって、毒っぽい…
昔から、塩漬けしたり、発酵させたり、茹でたり、
調理することで、人間は食べられるものを増やしてきたんだと思うのです。
青梅の毒性は、調べると結構怖くて、シアン化合物…
これを無毒化して効能に変えてしまおうっていうのだから人間というのはすごい生き物です。
熱を加えれば毒は抜けるのかなあ。
梅エキスというのは黒くてとろんとした食品です。
今回はそれを作ってみようと思ったのですが、違うものになっちゃいましたが。
梅エキスは、昔から先人たちが利用してきたものでもあり、
たくさんモリモリ食べるものでもなく、
薬と毒は紙一重、そういうことでもあるのかな、どうなんでしょうね。
まぁ、とりあえず作ってみて口にしてみましょうと思ったわけです。
黒くてとろんとした梅エキスを作ろうと思ったのですが、
だんだん黄色く熟してしまったので、梅ペーストを作りました。
青梅を絞ったエキスを丁寧に煮込むことでメイラード反応が起きて黒くなるそうです。
黄色く熟したものをいくら煮込んでも黒くならないのは、そういうことかと思いました。
私が気になっているのは、ムメフラームという成分や梅エキスの薬効が、黒くなることと関係するのかどうかというところです。
もし、関係ないのであれば、絞るのも大変なので、梅ペーストでいいなぁと思っています。
ムメフラールは、梅に含まれる糖「5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)」とクエン酸が加熱されることによって結合して生まれる成分なのだそうです。
血流を改善し、動脈硬化などの生活習慣病を予防することが解ってきましたなんて書いてありました。
とりあえず、作ってみましたが。
おいしいものではないです。酢っぱ!!という感じです。
もう少し、調べたり、自分の体で実験してみようと思っています。