先日、今年の寒麹を仕込みました。
今日は昨年仕込んだ寒麹で漬け魚を作り、もやしと一緒に蒸しました。

タラは漢字にすると「鱈」です。雪が降る冬が旬の魚です。
今日はマダラ。マダラは、北の海の魚で、オホーツク海の海が吹雪く12月~2月頃が最盛期です。
脂肪分が少なく淡白な味で、冬の鍋料理には欠かせない魚です。
脂肪分が少ないので、長時間火を通してしまうと身が固くなってぱさぱさした食感になってしまいがち。
寒麹に漬けこんでおくことで多少蒸す時間が長くなってしまっても酵素が働いてぱさぱさになりにくくなります。
寒麹には、タンパク質や脂質、デンプンなどを分解る酵素が含まれています。
1.蒸し器を用意します
わざわざ蒸し器を買わなくても、今ある鍋の底に100均などで購入した蒸し台を置いて、蓋をすれば大丈夫です。
蒸し台の上にクッキングペーパーを敷きます。
2.具材をのせます
今回はもやしとタラです。
きのこでもいいですし、細く切った人参やブロッコリーやカボチャなどでもおいしくできます。
蒸す時間はタラの厚さにもよりますが、中火で沸騰してから5,6分程度で火が通ると思います。
野菜も5,6分で火が通るくらいの大きさに切りましょう。
3.できあがり
簡単です。
あとは、お皿に盛りつけるだけです。
すだちやゆずなどを絞ってかけてもおいしいです。
あらかじめ、スーパーなどで漬けてあるお魚を買ってきて蒸しても同じようにおいしくできます。
けれども、漬けタレの原材料をチェックしたことはありますか?
結構、いろいろなものを混ぜて作っています。
自分で仕込んだ寒麹で漬けこんでしまえば安心です。
寒麹を作るのが大変だなあと思う方は、大丈夫、ちゃんと検索すれば売ってますよ。
お魚だけでなく、お肉を漬けてもおいしいですし、野菜を漬けることもできます。
いろんなものを漬けてみてください!