もともとは、「梅香るふきのとう味噌」「菜種油のふきのとう味噌」だけを作る予定だったのです。
けれども、砂糖を入れないふき味噌でなければふき味噌ではない派のトオチャンのために、急遽作ることにしたのです。
作る手順は一緒です。かといって、砂糖を入れないだけではおもしろくないので、三年味噌を使いました。
我が家はいつも三年味噌です。
「梅香るふきのとう味噌」「菜種油のふきのとう味噌」は、道の駅たくみの里の豊楽味噌を使っています。
イモ子のアトリエ(調理場)で作るお惣菜は、できるだけ地域のものを使って作りたいという思いがあり、野菜がたくさん採れたときに出品させていただいている道の駅の看板商品を使っています。
辛みその米麹も、そこで製造されているものです。
私が作っているものは、野菜でもお惣菜でも少量ですから、なかなか道の駅に出品できませんけれども、
先日「青鬼の辛みそ」を道の駅で購入された方が、ブログなどを読んでくれ、「とてもおいしかったので調べてライン公式アカウントを見つけました」と連絡してくださったのです。
食べてみて、おいしかったから、探しました。という流れが初めての出来事だったので、うるうるしてしまいました。
道の駅は、生産する人と購入する人の交差点。
購入する人には、旅の途中の人もいるし、地元の人もいるし、いろんな人がいます。
生産者も、本格的な農家さんもいらっしゃるし、私のような少しずついろいろ作っている人もいます。
最近は、近所のスーパーマーケットがつぶれてしまって、道の駅の一角が小さなスーパーになりました。
近所の人々の暮らしを支える場所にもなりつつあります。
この道の駅は、ちょっとおもしろくて、集落全体が観光地になっています。
20件以上の体験施設が集まる集落で、「道の駅」は総合案内所としての役割も担っています。
そんなわけで、1日中いろいろ体験しながら遊ぶこともできます。
先日、町長が「オーガニックビレッジ宣言」をしました。
その説明会がこの道の駅であり、参加してきました。
この道の駅はハブのような役割になっていくのかな、そんなことを感じました。
勉強会や体験会などもあるそうなので、できる限り参加したいと思います。
さて、話は戻ります。
トオチャンのふき味噌は、この道の駅が作っているお味噌ではありません。
我が家で使っている三年味噌です。
私が商品化した「梅香ふきのとう味噌」「菜種油のふきのとう味噌」は、地域のお味噌を使って作りたいなという思いから生まれたものなんだよという話でした。
でも、トオチャンのふき味噌もおいしいので、ぜひ一度食べてみて欲しいです。
トオチャンのふき味噌も600円です。他のものと合わせてご利用いただけたら嬉しいです。
※ちなみにラベルの薪割をしているトオチャンのフィギュアは、フォロワーさんが作ってくれたものです。「殻ニン」といってビスタチオの殻を使って作られたものです。