コゴミは、下処理も簡単で、アクはほとんどなく、採ってきたばかりの物なら生でも食べられるほど。
味もクセが少なく、茹でればほとんど感じなくなります。
優しい歯触りが美味しく、噛んだ時に少しぬめりがあります。
茎の部分も美味しいですが、コゴミは巻いている頭の部分がメインです。


コゴミの効能
コゴミには、不溶性食物繊維がたくさん含まれています。
不溶性食物繊維は、胃や腸の中で水分を吸収して大きく膨らみます。
腸の働きが活発になり、身体に有害な物質を便と一緒に排泄する働きがあります。
コゴミを食べた翌日は、お腹がスッキリしますよ。
抗酸化ビタミンのβカロテン、ビタミンC、ビタミンEをバランスよく含んでいます。
生活習慣病の予防と免疫力UP
βカロテンとビタミンEがたくさん含まれています。
βカロテンやビタミンEには、抗酸化作用により病気や老化の原因となる活性酸素の発生を抑えてくれます。
活性酸素を抑えて、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を予防してくれます。
発がん抑制作用があります。皮膚や粘膜の細胞を正常にし、免疫力を高めてくれます。
丈夫な骨をつくる
カルシウムを骨に定着させる働きがあるビタミンKが豊富です。
カルシウムと一緒に食べましょう。
ビタミンCも
ビタミンCにも抗酸化作用の他、コラーゲンの合成を助け皮膚のシミやシワを防ぐ作用、ストレスに対抗するホルモンの生成を助ける作用があります。
その他ではビタミンB群の葉酸が豊富で、葉酸は動脈硬化を防いだり、ビタミンB12と一緒になって赤血球の合成をしてくれるので、貧血の予防、胎児の正常な発育を助けてくれます。
ビタミンB12は、干しのり・あさり・牛レバー・しじみ・牡蠣・鶏レバーなどに含まれています。このビタミンが欠乏すると、悪性貧血の原因になったり、疲れやすくなったり、舌が痛くなったりします。
コゴミをおいしくいただく
下処理はすごく簡単です。たくさん採れた時は、浅漬けにしてしまえば数日楽しめます。
コゴミを塩昆布と生姜と鷹の爪とだし醤油で漬けました。 pic.twitter.com/1SosidMwWg
— imomushinouen (@imomushinouen) May 2, 2020
茹でておひたしにするか、天ぷらばかりになってしまいますが、煮物でも、グラタンでも、ピザでも合います。中華風に味噌と豆板醤で炒めるのもおいしいです!
コゴミをしめじと豚肉で辛味噌炒めにしました。 pic.twitter.com/O1e0AgnmzI
— imomushinouen (@imomushinouen) May 2, 2020
いろいろ試してみてくださいね!