キクイモは、キク科ヒマワリ属の多年草です。
根っ子の先で丸く肥大した部分を食べます。
茎よりも1メートルくらい離れたところまで根を張り、その先に肥大した根ができます。繁殖力が凄まじい植物です。
日本には江戸時代末期に家畜の飼料として入ってきたそうです。
繁殖力の強さから、環境省から要注意外来生物に指定されています。
天然のインシュリンといわれる「イヌリン」を豊富に含んでいます。
実際、カアチャンもトオチャンも、人間ドッグで毎年悪玉コレステロールを指摘されていたのですが、キクイモ料理を意識して食べるようにして過ごしていたら、悪玉コレステロール値が正常値に戻りました。
それ以来、毎年栽培しています。
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キクイモの栄養・効能
生のキクイモには15%前後のイヌリンが含まれているそうです。
イヌリンは消化によってオリゴ糖の一種に変化します。血糖値の異常による糖尿病に良い影響があると言われています。
また、中性脂肪のトリグリセリド濃度を下げる効果が確認されています。脂肪肝や動脈硬化の予防も期待できます。
キクイモの下ごしらえ
皮がとても薄いので、土が残っている部分だけ取り除けば、洗うだけで調理できます。
皮をむきたい場合は、水ですすぎながら金たわしでこすれば、簡単に剥けます。
キクイモをおいしくいただく
インターネット通販で、薄くスライスしたキクイモを乾燥させたものや、パウダーにしたもの、キクイモチップスなど、いろいろなものが買えます。
生のキクイモは珍しいと思いますので、薄くスライスして生でしゃきしゃきとサラダのようにして食べるのもおすすめです。
カアチャンの場合は、いつもきんぴらキクイモにして冷凍してしまいます。
お弁当のおかずにもなりますし、おつまみにもなるからです。
ちょうど、料理もアートだ!とキクイモのきんぴらを作っている動画をInstagramにアップしたものがあります。
キクイモをひたすらスライスして、フライパンから溢れんばかりのきんぴらを作っていたら、料理はアートだ!芸術は爆発だ!とアドレナリンが出てしまいまして。そのときに投稿したものです(^▽^)/
味はごぼうに似ています。
お味噌汁に入れても、煮物に入れても、ごぼうのようなコクが出ておいしくなります。
また、キクイモは、荒地のそこらじゅうに生えていて、どんどん繁殖しますので、もっと多くの方が普段から食べた方がいいような気がします。
東日本薬草合同会社が、YouTubeで菊芋の可能性について動画を配信していますが、おもしろいです。よかったら見てみてください。(こちら)


それでは、happyベジタブルな毎日を。