畑で作った蒟蒻芋は、よく洗って皮付きのままカットして500グラムずつ冷凍しています。
蒟蒻を作るときに作りやすいからです。
大きな蒟蒻が10個くらいできるかな。
よく茹でた蒟蒻を水を張った容器に入れて冷蔵庫で保管して使います。
私は毎日水を交換しています。
10日を目安に食べ切るようにしています。
ところで、蒟蒻芋は、食物繊維が豊富な食品です。
蒟蒻の成分はほとんどが水分で、
主成分は「グルコマンナン」という水溶性食物繊維です。
でも、蒟蒻を作るときに凝固剤(水酸化カルシウム)を使って作るので、不溶性食物繊維に変わっているそうです。
水溶性と不溶性。体への作用はそれぞれ違うらしく…。
不溶性食物繊維は、水分を吸収しやすく、便のかさが増えるので排便を促してくれますし、
有害物質を体外へ一緒に排出できるので、大腸がんの予防効果があるなんて言われています。
蒟蒻を手作りする人が増えるといいな。
ちなみに、水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、
水に溶けるとゲル状になり、
血中コレステロール値を下げたり、
食後の血糖値の上昇を抑えたり、
腸内環境を整えてくれるそうです。
菊芋やヤーコンなどと一緒に炒め煮にすると、どちらの食物繊維も取れそうです。