しじみは、肝臓によい。よく聞きますね。
オルニチン、タウリン、カルシウム、鉄、亜鉛などさまざまな栄養素が豊富です。
お酒を飲んだ日の翌朝、しじみのお味噌汁は定番です。
我が家では冷凍しじみをコープで買っているので、切らさないようにしています。
冷凍することで栄養に多少は変化が起きる可能性はあります。
けれども、栄養素がすべて壊れてしまうわけではありません。
オルニチンは、冷凍により増加すると言われています。最大8倍まで増えるという研究結果もあるらしく・・・。
スーパーで買ったしじみを自宅の冷蔵庫で冷凍するよりも、冷凍されているものを購入できるならその方が安心かなと思います。採れたてを冷凍して流通してくれているからです。
さて、しじみが肝臓によいといわれているのは、オルニチンとタウリンの働きによるものです。
オルニチンは、肝臓で毒素を分解する際に必要な物質。
タウリンは、肝機能を高めてくれるそうです。
また、女性は毎月生理があるので、鉄分を含む食品は積極的に取りたいところ。
100gあたりの鉄分は、牛レバーよりも多いそうです。しじみを100g食べるのはなかなか難しいですけれども(笑)
その他にも、しじみだけでなく、牡蠣など貝類に多く含まれる亜鉛。
免疫機能の維持やホルモンの分泌に関わる働きがあることが知られています。風邪を引いた時の味覚障害にも亜鉛は必須栄養素です。
亜鉛は汗によって排出されやすい栄養素でなので、意識的に取り入れたいです。
Contents
1.しじみを洗って出汁を取ります
冷凍しじみを洗います。

昆布を入れ沸騰したら、しじみを入れ、昆布を取り出します。

開いたら取り出します。
しじみの身を食べない方もいるかもしれませんが、栄養をムダなく摂るためにも、身までしっかり食べたいところです。
「栄養はすべて汁に出てしまうのでは?」と思うかもしれませんが、身の部分にも栄養素がしっかり残っています。
栄養を摂るために、また食べ物をムダにしないためにも、ぜひ身まも食べて欲しいです。
食べやすくするために、私は貝殻から身を取り出し、身だけを汁に戻しています。
食事中にお箸を使って身を取るのは結構難しいですからね。

2.野菜やきのこ、豆腐を入れて味を調えます
野菜をたくさん食べたいのでいろいろ入れました。
きのこや豆腐を入れれば完全なお鍋になりますね!
鷹の爪を入れれば、ピリ辛鍋になります。辛いのが苦手な方は入れないでください。
しじみと中華だし、とっても合うと思います。

3.豚肉を入れます
スープとして作るのであれば、しじみと大根、(鷹の爪)、豚肉、中華だしだけでもおいしいです。
お酒とみりんは一回し。醤油と塩で味を調えます。

できあがり

しじみは味噌汁のイメージが強いかもしれませんが、中華スープの出汁として優秀なので記事にしました。ぜひ、作ってみてください。