ポン酢をよく使います。
我が家の夕飯は、一鍋一菜が基本。一鍋は99パーセント水炊きかしゃぶしゃぶです。
わんことにゃんこも同じものを食べています。
鍋には、水を入れ、昆布を入れ、豆腐と野菜ときのこと、お魚かお肉を入れます。
ネギと胡麻とかつおぶしを入れた「とんすい(呑水)」にポン酢を入れて、鍋料理に舌鼓を打ちます。
(とんすいというのは、小さい取っ手が付いた小鉢のこと。熱々のお鍋でも持ちやすい形状です)
ですから、ほぼ毎日ポン酢を口にするんですね。
ある時、ポン酢の原材料表示を見たら、ぶどう糖果糖液糖という言葉が目に入りました。
/の後ろに書かれているものが添加物であることは知っていたけれど、このぶどう糖果糖液糖は添加物のところに書かれていません。
何だろう?と調べてみると、ギョッとすることがたくさん目につきます。
思い当たるところがたくさんありました。
自分が身体を壊すまでの食生活、母が好んでよく食べていたものと母の問題行動。
母は片づけができなくて、特に台所や冷蔵庫は生ごみが腐って虫が湧くのを通り越して乾いてしまうような状態でした。
ある日、ゴミ屋敷パートナーズという会社の動画を見ました。
その部屋は、玄関から部屋の中まですべて、ペットボトル飲料やスナック菓子、お弁当の容器が天井まで積み重なっていました。
ああ、そうか。甘味料だと思いました。
Contents
甘味料の過剰摂取と異常行動
ぶどう糖果糖液糖は、果糖とぶどう糖を主成分とする甘味料です。
他にも、果糖ぶどう糖液糖、高果糖液糖などがあります。
砂糖の代用品として、いろいろな食品に使用されています。
とうもろこしやじゃがいも、さつまいもなどの植物由来の原料から作られる天然由来の甘味料なので、添加物扱いにはなりません。(遺伝子組み換え作物であること、残留農薬については、表記されません)
添加物扱いになる甘味料には、人工甘味料(アスパルテームやサッカリンなど)がありますが、これらも調べると避けたくなると思います。今回は、触れませんが。
ぶどう糖果糖液糖は、次のような食品に含まれています。
清涼飲料水、アイスクリーム、ゼリー、ヨーグルト、菓子パン、みりん、だしつゆ、ポン酢などの調味料、カレーやシチューのルー、スナック菓子、調理済み食品…
母は、ご飯を食べずにアイスクリームや清涼飲料水ばかりを好んでいました。
糖尿病や高血圧のリスクはもちろんですが、
思春期にぶどう糖と果糖からなる二糖の過剰摂取は、脳機能に影響を与えることをマウスを用いて実証したという論文を読みました。
脳の毛細血管内皮細胞などが糖代謝異常や炎症を起こしていたり、モデルマウスでは血中から脳へのブドウ糖輸送が障害されていることも分かったと書いてありました。
統合失調症や双極性障害、発達障害やうつ病などの症状は、『シナプス病』とも呼ばれているそうです。
脳の領域同士をつなぐ神経細胞ネットワークに異常があることが強く示されているため、長年シナプス関連遺伝子や、神経細胞機能にターゲットを絞った研究が主だったとのこと。
脳へのぶどう糖輸送障害によるエネルギー不足が、神経細胞の不調を招き異常行動につながっている…
糖尿病で亡くなった義母の症状、母の異常行動、私自身のうつ病や精神状態と食生活、走馬灯のように頭によぎります。間違いないと思いました。
自分の身体での実験が始まりました。
その日から、徹底的にぶどう糖果糖液糖(甘味料)や人工甘味料を口にしないようにしてきました。
今では、時々大好きなスナック菓子を食べたり、アイスクリームをおいしくいただいています。
ちゃこの緑内障や徘徊行動なども関係があるかもしれないと思っているので、気を付けています。
というわけで、鍋党の方には、ポン酢は自分で作って欲しい!
1.醤油など調味料を合わせて火にかけます
- 醤油 200ml
- みりん 100ml
- 酢 50ml
- 砂糖 大さじ3
- 昆布 10センチ
2.沸騰したらだしを加えます
沸騰したら昆布を取り出し、弱火にして混合削りぶしを加えます。2分くらい煮出します。
3.網で濾します
円錐型の網と、じょうごがあると便利です。
4.火を止めて果汁を加えます
火を止めて、粗熱が取れたら、網で濾しながら容器に入れます。
ゆず、すだち、かぼす、レモン、シークワーサーなどの柑橘類を絞り、果汁だけを50ml加えます。
今回はゆずがあったので、ゆずを3つ絞りました。
果汁以外のところ、ゆずワタとゆず皮はマーマレードにしました。
明日、記事にして投稿しますね。
ポン酢は、冷蔵庫保管です。1か月くらいで使い切ります。
鍋だけでなく、和え物やドレッシングとしても使えます。
果汁はビン詰めを買うのもありですが、
無添加のものは日持ちしませんのでドレッシングにするなどして早めに使い切ってくださいね。