ウメは三毒を絶つというので

ウメは三毒を絶つというので

「梅干しは 口の渇きを 止むるなり 食をば進む 多く食すな」

江戸時代の「和歌食物本草」に書かれたものです。

「梅干しは唾液の分泌をさかんにして、口の渇きを止めます。けれども、食べ過ぎてはいけません」という意味です。

三毒を絶つ

昔から、食べ物の毒、余分な水の毒、古い血の毒を絶つと言われています。

特に、殺菌・抗菌の力には定評があり、お弁当に入れることでご飯の腐敗を防ぎます。

ウメの酸味は、クエン酸やリンゴ酸で、胃酸以上の殺菌作業があるといわれ、食中毒予防にもなり、酸味が唾液の分泌を促し、胃腸の働きを活発にして食欲を増進させてくれます。

コロナウイルスなどが流行りそうで心配ですが、とにかくよく手を洗い、体の疲れを取り除くものや免疫力を高めてくれるものを食事に取り入れながら用心したいと思います。

ウメボシ

いい塩梅

酢や醤油などが醸造される前には、「塩梅」といって、酢や醤油の代わりに調味料として使われていました。

酢がまだなかった時代は、塩と ウメ を漬けた時にできる梅酢を使って料理の味付けをしていました。

味のバランスが絶妙だったことから、ちょうどいい状態を「いい塩梅」というようになりました。

現在では酢にみりん・酒・砂糖・香辛料を加えて調味した「加減酢(かげんず)」を「塩梅酢(あんばいず)」とも呼びます。

梅はその日の難逃れ

ウメ に含まれるクエン酸には、カルシウムやマグネシウムなどの吸収を助ける働きがあり、これをキレート作用と呼びます。

イワシを梅干しで煮る料理は、イワシの栄養を効率的に摂取できる優秀な料理というわけです。

クエン酸には、肩や首のこりなどの筋肉や神経の疲労回復効果があります。
疲労物質である乳酸を代謝分解し、筋肉内にたまるのを防いでくれます。

また、利尿効果、防臭作用もあります。

肝心要(かんじんかなめ)

食養生の考えでは、 ウメ の酸味が肝臓を補い、塩漬けされることで腎を補います。

梅干しの酸味が肝に働き、肝臓の熱を冷まして血液循環を整え、塩味が腎を助け、老廃物や毒素の排泄を促進してくれます。

しっかり汗をかける日は、塩味も大切です。特に夏。

塩の取りすぎは良くないといわれていますが、犬の散歩や畑で毎日たくさん汗をかくカアチャンには絶対必要な梅干し。

そして、梅シロップ。
梅シロップは、たくさん汗をかいたときに、炭酸で割ってスポーツドリンクのように飲んでいます。

トオチャンも、猛暑の中を仕事で移動していますので、梅干しと梅シロップは蒸し暑い季節にはかかせません 。梅干しや梅シロップの作り方は、また投稿したいと思います。

それでは、happyベジタブルな毎日を。