今年のサヤエンドウは、ニホンキヌサヤエンドウです。
タネ袋には、伝統早生白花絹莢えんどうと書いてあります。
野口種苗研究所から購入しました。
今年は、野口種苗から多くのタネを買いました。野口種苗は、在来種や固定種をいろいろ扱っているからです。
どんな味のサヤエンドウなのか、とっても楽しみです。
サヤエンドウは、昨年の10月頃にタネを蒔きました。
冬の間、雪の下でじっと耐えているのですが、春になるときれいな緑色の葉っぱが空に向かってどんどん伸びてきます。
さやえんどうはこんなかんじです。 pic.twitter.com/EWcy1w0r7w
— imomushinouen (@imomushinouen) March 16, 2020
特徴
柔らかく美味しい、日本伝統種の早生白花絹莢えんどう。耐寒力が特に強いタイプではないので、適期蒔きで。最近秋がいつまでも暖かいので、伸び過ぎて寒害を受けることが多くなった。そんなときは、一株の収量は減るが早春にまき直しを。
タネ袋より
今年の秋もとても長かったですし、冬も暖かかったのでうまくいったのかもしれません。(今のところ)
寒い冬は、寒さ対策をしてあげないといけませんね。
いつもの冬は、ずっと畑に雪が積もっている状態なのです。
用途
味噌汁など汁の実や、煮物、炒め物、天ぷらなど。柔らかくおいしいので、伝統的和食料理に最適です。また、薬剤処理していないタネなので、豆苗などエンドウ豆のスプラウト栽培にも使用できます。
タネ袋より
春野菜のサヤエンドウのために畑をやっていると言っても、過言ではありません。
それくらい、売っているサヤエンドウと採れたてサヤエンドウの味は違います。
伝統的和食料理にこだわらず、サッと茹でたサヤエンドウを冷蔵庫に入れて置けば、サラダやパスタやピザなど、何にでも入れてしまいます。
タネを水に浸しておけば、豆苗もできるようなので、やってみます。
来歴
中近東原産で、奈良時代に日本に伝来したそうです。江戸時代から広く栽培され、今イモムシ農園の畑でスクスクと育っています。
サヤエンドウは、空に向かってどんどん伸びていくので、見ていると気持ちがとっても晴々してきます。
近々、サヤエンドウのための棚を作りたいと思います。