ピーマンは実は唐辛子の仲間です。
コロンブスによって、ヨーロッパに伝わり辛味のない唐辛子を改良して誕生したそうです。
「コロンブスが唐辛子をペッパーと呼んだ意外な理由」という話が面白かったので、最後にリンク先を貼っておきますね。
日本では明治時代で、一般的に食べられるようになったのは戦後のことです。
ピーマンの栄養・ 効能
薬膳や食養生の分類である五味五性では、辛味・温性に属する食材です。
旬は7~9月です。
効能を箇条書きにしました。
- 血と気の巡りを改善
- 食欲を増進
- 胃潰瘍を予防
- 夏バテを解消
- 風邪を予防
ピーマンの栄養価は抜群です。
ビタミンCはトマトの4倍、カロテン、ビタミンE、カリウムなども多く含まれています。
油炒めにすると、カロテンの吸収が促進されます。
ピーマンのビタミンCは加熱しても失われにくいので、少量でも美肌に効果があります。
品種改良で唐辛子の辛味が抑えられているので、体を温めたり、熱や水などを排泄する作用は弱くなってはいますが、血や気のめぐりをよくする働きが優れています。
独特の苦みやにおいが苦手な人は切り方を繊維に沿って縦にしたり、加熱することで和らぎます。
においの成分である、ピラジンは、血をサラサラにして血栓や血液凝固を防いでくれます。
脳梗塞や心筋梗塞の予防にも役立ちます。
ピーマンをおいしく食べる


ピーマンの揚げびたし
油で揚げてから、つゆの素に浸しておきます。
唐辛子を少量入れて辛味を足せば、おつまみにもなります。
ナスも一緒に揚げて浸しておくと、作り置きもできてとても便利です。
ピーマンのじゃこ炒め
ごま油でじゃこを炒め、細切りにしたピーマンをしんなりするまで炒めます。
味付けは醤油とみりん。
お弁当のおかずとしても、重宝です。
ピーマンとナスのみそ炒め
ピーマンとナスの相性は抜群です。
油でしっかり炒めてから、味噌を加えます。


それでは、happyベジタブルな毎日を。
※以下のサイトが面白かったです。