朴葉味噌を新緑の季節に楽しむ

朴葉味噌を新緑の季節に楽しむ

朴の木をご存じですか?

すごく大きな葉っぱの木です。

朴の木

朴の木はモクレン科の落葉高木です。

夏になると直径15センチくらいのクリーム色の花を咲かせます。

朴の木

葉は長さ20~40センチメートルもあり、木も大きなものでは高さ30メートルにもなります。

木材は緻密で軟らかく、また狂いやひび割れが少ないそうです。

昔から、ピアノやオルガンの鍵盤などに使われてきました。

葉っぱには香りがあり、殺菌作用があります。

食中毒の原因の一つの黄色ブドウ球菌に対して抗菌作用があります。

食材を包んで、朴葉寿司、朴葉餅などに使われます。

朴葉寿司

薬草としての朴葉

朴葉は皮が厚いので「厚朴(こうぼく)」といわれます。

厚朴を処方する漢方薬には、半夏厚朴湯、柴朴湯、平胃散などがあります。

朴の木の樹皮には精油(マグノール・マグノクラリンなど)が含まれていて、胃腸の粘膜組織を引き締めてくれます。

胃の健康維持、消化促進、腹痛や整腸、利尿薬などの薬として応用されています。

腹痛や下痢などの胃腸疾患、かぜ、咳止めなどに厚朴を服用します。

樹皮を夏に採集し、水洗いした後、十分に日干しし、乾燥させて粗く刻んで袋に入れればできるそうです。

朴葉味噌

落ち葉となった後も、味噌や他の食材をのせて焼く朴葉味噌や朴葉焼きの材料として利用されています。

とても火に強いのです。

芳香性の生薬として珍重されている朴の木の樹皮。葉っぱからも同じ香りが漂います。

朴葉の芳香と味噌とネギ。風邪が治ってしまいそうじゃないですか!

胃腸の働きを活発にしたり、気管の働きも整えるという香りです。楽しまないわけにはいきませんね。

朴葉味噌は、普通は枯れた葉っぱで作ります。

けれども、新緑の季節に青々とした朴葉で味噌を作るのも、春らしくていいなぁと思い、毎年野菜ボックスに入れて楽しんでいただいています。

お客様が来た時はもちろん、家族みんなでつつきあうのも楽しいですし、フライパンで作っておいて、おにぎりにつけて食べるのもおいしいので、ぜひやってみてください。

朴葉味噌

高山の郷土料理です。macaroniの朴葉味噌の記事がとても詳しくてよかったです。

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macaro-ni.jp