環境浄化微生物資材、「えひめAI-2」というのを作って、畑で使い始めました。
えひめAIとは
えひめAIとは、愛媛県産業技術研究所で開発された環境浄化微生物のことです。
「えひめAI-1は環境浄化微生物をアコヤ貝のへい死が続く宇和海の浄化や、工場排水、生活排水の発生源対策として使用できないか、という目的で研究が始まり、愛媛県産業技術研究所で開発されました」と鬼北町のホームページに書いてありました。
えひめAI-2はドライイースト・ヨーグルト・納豆を砂糖で発酵培養した液体です。
えひめAI-1は産業用、えひめAI-2は家庭用に開発されたもので、製造方法や材料に違いはありますが、効果は同様だそうです。できたものも販売されています。
すべて食べられるもので作られており、なんとなく安心な気がします。
鬼北町では、微生物の力で家庭雑排水等の処理を行い、水質向上、汚泥削減、消臭等の向上を図り、河川への負荷を軽減しているそうです。
また、畜産農家の匂いの軽減・糞尿の堆肥化を促進し、水稲・畑作への還元を図り、循環型農業を目指して、台所・トイレ・洗面所・お風呂・洗濯・浄化槽・庭・堆肥作りなどでの使用をすすめていまるそうです。
えひめAI-2【えひめあいに】を作っています。納豆、ヨーグルト、ドライイースト等を発酵培養した液体です。新コロナ対応で、ハイターの使用量が増えたからでしょうか、浄化槽の微生物分解がいまいちなようで、排水溝が匂います。 pic.twitter.com/iBLG7NGxGb
— imomushinouen (@imomushinouen) May 5, 2020
畑での効果
1000倍に薄めて使ってみました。
4リットルジョウロではペットボトルのキャップ1杯分を混ぜるくらいの量です。
少なすぎてどれくらい効果があるのかは未知数ですが、小さな苗に一度散布しました。小さな苗の頃は、虫や病気に弱いので予防のためです。
アミノ酸、ビタミン、酵素、微生物の死骸などが混ざっているので、畑に撒くと土着微生物が増えて、土がフカフカになり、肥沃になるということですし、病原菌も防ぐそうなので、様子をみています。
今のところ、アブラムシにやられている苗はありません。
残渣にえひめAI-2をかけておくと分解が早まるそうです。
納豆とヨーグルトとドライイーストと砂糖。これはいつもうちにあるものですし、実際に自分たちが食べているものなので、これが畑の肥料になるのであれば、台所しごとのついでに作れますし、便利ですね。
台所、洗濯機、お風呂、洗面所など、水回りではすでに使っています。
食器の洗い物は、盥にぬるま湯を入れペットボトルのキャップを1杯入れたところに、食器を入れておきます。食器に油がついているときには、油をぼろきれなどでふき取ります。
すすぎもたくさんの水を使いませんし、優れものだと感じています。台所洗剤の使用量が減りました。
畑での効果は、また報告したいと思います。
えひめai-2、第2弾を作っています。排水管も匂いもだいぶいいです。洗濯機や浴槽、食器のつけおき洗いも、いい仕事してくれます。台所の排水口のヌメヌメも消えました。スゴいです。 pic.twitter.com/CPyjFOZ6sa
— imomushinouen (@imomushinouen) May 8, 2020